JTB旅行文化賞が決定、紀行文学大賞は『「即興詩人」のイタリア』に

  • 2003年11月5日
 ジェイティービーは第12回「JTB旅行文化賞」を決定した。過去1年間に刊行された日本語による紀行文学作品の中で、最も優れた作品に贈られる紀行文学賞には森まゆみ氏の『「即興詩人」のイタリア』(講談社)を選出。また、国内、海外問わず、本人が体験した旅に基づいて書かれた未発表の旅行記のうち、優秀な作品に贈る「旅行記賞」には、山田明希氏の「父娘チャリダー(自転車族)、白夜のアラスカを行く」が入選した。「旅行写真賞」では玉手恒弘氏の「街おこし」を最優秀作品に選出した。旅行記賞への応募総数は454点、旅行写真賞への応募総数は2050点であった。各賞の受賞作品は「旅」2004年1月号に掲載する。