NH、世界最大幅の新ファーストクラスを発表、「完全個室」を実現

  • 2002年10月23日
 全日空(NH)は世界最大幅のワイドベッドシートを装備した新ファーストクラスを発表した。同社創立50周年を迎える12月1日の成田/ロンドン線を皮切りに国際線用のボーイング747-400型機を改修し、フランクフルト線、ニューヨーク線など欧米路線に順次導入していく。フルフラット時に肘掛も水平化するため、ベッド幅は84センチと従来の約1.5倍になり、航空機の座席では世界最大幅となる。従来の12〜14席仕様から10席に減席し、1席ずつ単独配置することで各座席の「完全個室化」を実現。センターシート2席は可動式でペアシートとしても利用できる。また、航空機のパーソナルテレビでは世界最大の15インチ画面、AVシステム、電話、パソコン電源なども各座席に装備している。詳細は同社ホームページ(http://svc.ana.co.jp/int_svc/newf/index.html)へ。