UA、年間1億ドルの経費削減案で合計1250人の人員削減
ユナイテッド航空(UA)は年間1億ドル(約125億円)の経費削減案を策定、第4四半期から実行する。この案は予約センターとメンテナンスラインの閉鎖、サービスの移管が主なもの。具体的には、サンフランシスコ、ロングビーチ、インディアナポリスの3つの予約センターの閉鎖により686人、インディアナポリスの整備部門を閉鎖し250人の整備士を一時解雇する。また、来年の1月7日からオレゴン州のユージーン、アイオワ州のシダー・ラピッズ、ニューヨーク州のシラキュースなど5空港でのサービスの効率化を図り、子会社であるユナイテッド・エクスプレス航空に移行、ユナイテッド・エクスプレスの地域航空会社であるスカイ・ウェストやエア・ウィスコンシン、アトランティック・コースト・エアラインズが運営する。この移行により約150人を削減、合計1250人の人員削減を行なう。今後も世界各地のオペレーションを再検証し、運航便数やスタッフ配置の調整を続ける意向だが、具体的な内容は近日中に随時発表する予定。
UAの第3四半期の特別費用を含む純損失は8億8900万ドル(約1112億円)で、前年同期の純損失12億ドルから回復したが、第2四半期の特別費用を含む純損失3億4100万ドルから拡大するなど状況は依然として厳しい。ただし、米連邦破産法11条の申請は現在のところ回避する努力が続けられている。
UAの第3四半期の特別費用を含む純損失は8億8900万ドル(約1112億円)で、前年同期の純損失12億ドルから回復したが、第2四半期の特別費用を含む純損失3億4100万ドルから拡大するなど状況は依然として厳しい。ただし、米連邦破産法11条の申請は現在のところ回避する努力が続けられている。