BC、通期黒字転化計画を撤回、業績予想を大幅に下方修正
スカイマークエアラインズ(BC)の第三四半期(平成13年11月1日〜平成14年7月31日)業績は、営業損失が15億7500万円、経常損失が16億7200万円、純損失が16億4800万円であった。この四半期はW杯の影響でお客の移動が差し控えられ国内航空需要が大幅に落ち込み、また、J・J統合、国交省による競争促進策の強化など業界全体の変革が各航空会社間の旅客獲得競争を激化させ、収益の悪化につながったと説明、特に新規路線の東京/鹿児島線は当初の計画より伸び悩んでいる。
これらの状況から、平成14年10月期の決算で通期黒字転化を達成する計画であった業績予想を、経常損益が8000万円の黒字から9億5000万円の赤字へ、純損益が1億円の黒字から9億4000万円の赤字へ下方修正した。ただし、BCでは今後も東京/福岡線の多客期での臨時増便の運航やソウルへの国際線チャーター運航など増収策を図り、定時整備のうちA整備(飛行時間または飛行回数のいずれか早い方が基準に達した時点で傷みやすい脚、動翼、胴体などを中心とした点検)を自社で行なうなどコスト効率の改善を図るという。
これらの状況から、平成14年10月期の決算で通期黒字転化を達成する計画であった業績予想を、経常損益が8000万円の黒字から9億5000万円の赤字へ、純損益が1億円の黒字から9億4000万円の赤字へ下方修正した。ただし、BCでは今後も東京/福岡線の多客期での臨時増便の運航やソウルへの国際線チャーター運航など増収策を図り、定時整備のうちA整備(飛行時間または飛行回数のいずれか早い方が基準に達した時点で傷みやすい脚、動翼、胴体などを中心とした点検)を自社で行なうなどコスト効率の改善を図るという。