近ツー、東京発下期「ホリデイ」発表、FITに対応するサービスを拡充

  • 2002年8月2日
 近畿日本ツーリストは今年下期(10月から2003年1月、一部3月まで)の東京発海外主催旅行商品「ホリデイ」を発表した。ホリデイの取扱い人員のうち85%が個人型商品の参加者であることから、個人のニーズに対応する商品やサービスを展開、例えばオーストラリアではホテル指定だけでなく階層指定、航空会社指定からフライト指定と細分化したニーズに対応、日程途中での延泊も受け付けるように変更している。また、デスティネーションごとの旅行者のニーズに合わせたパンフレット展開も実施、リピーターの多いハワイでは35ホテル、98タイプの部屋を一つのパンフレットに集約して掲載して選択しやすくした一方で、周遊旅行が主流の中国では、観光付きツアーパンフレットのほかに、FITとビジネスに対応する「フリープラン」のパンフレットに分冊した。
 近ツーの東京発今年上期商品販売人数は前年比9%減の11万7900人。下期は前年比47%増、2000年比11%増の12万5400人の集客を目指す。