JTB、6月の取扱額はW杯の影響で海外、国内はマイナス、国際が大幅増
JTBの6月の総取扱額は6.2%減の1106億4400万円であった。サッカーW杯の影響による旅行出控えや不況による個人消費の低迷で国内、海外ともに苦戦した。前月プラスの国内は4.9%減の687億2200万円。企画商品が8.5%増で、特に同社主催のエースが人員ベースで14.2%増と好調だったものの、団体が9%減、個人手配が9.7%減と不振であった。ただし個人手配に関しては、エースと合わせると2.2%増となり、個人手配の旅行からエースへシフトしている傾向もあるようだ。海外は15.4%減の366億7000万円で、団体が22.5%減、企画商品が13.3%減、FITが5.8%減とすべての分野で前年を下回った。
一方、国際旅行はW杯の影響で336.2%増の38億9900万円と大幅に増加。W杯関連に関しては中南米からの取扱や決勝進出のドイツからの1泊2日ツアー615名など間際までの対応を積極的に行ない、取扱額は36億円、取扱人数は約2万3000人と当初の予定よりも膨らむ好結果であった。また、サンライズツアーもW杯観戦者の利用が増え、トップシーズン(4月、10月)並みの1万1000名(44.1%増)の取扱いであった。
一方、国際旅行はW杯の影響で336.2%増の38億9900万円と大幅に増加。W杯関連に関しては中南米からの取扱や決勝進出のドイツからの1泊2日ツアー615名など間際までの対応を積極的に行ない、取扱額は36億円、取扱人数は約2万3000人と当初の予定よりも膨らむ好結果であった。また、サンライズツアーもW杯観戦者の利用が増え、トップシーズン(4月、10月)並みの1万1000名(44.1%増)の取扱いであった。