TIA、一般消費者向けにウェブ・キャンペーン、ドライブ旅行も推進

  • 2002年7月26日
 TIA日本事務所は9月の「SeeAmerica Week 2002」にあわせ、一般消費者向けにウェブサイトを利用した「ウェブ・キャンペーン」を実施する。TIAのサイト「SeeAmerica.org」(http://www.seeamerica.org/ja_default.asp)をさらに普及するのが目的。キャンペーン内容は現在、細部調整中だが、Yahoo!Japan、MSN、inforseek、goo、Lycosなどのポタールサイトにバナー広告を掲載してTIAのサイトへ誘導する予定で、オープン懸賞を実施する。同時期に新聞5紙にもキャンペーン広告を展開することも検討している。
 また、TIAは米国運輸省と協力してレンタカーやバス旅行の魅力をプロモーションする「SeeAmerica Byways」を日本でも展開する。TIA日本事務所代表の井上嘉世子氏は「訪米日本人旅行者のうち、旅行中にレンタカーを利用するのは12%程度だが、アメリカには車を利用して楽しめる場所が多い。パッケージでもバスツアーを利用するなど新しいツアーや客層の開拓になる」と期待している。TIA日本事務所ではアメリカにある75のナショナル・シーニック・バイウェイと20のアメリカン・ロードの中から、日本人が利用しやすい道をピックアップし、TIAのサイト上やカタログを作成して紹介したり、雑誌やガイドブックに取り上げてもらうように働きかける予定だ。また、旅行業界対象にした大型ファムツアーの計画を検討しており、一般消費者と業界関係者の双方に訴求していきたい考えだ。