日旅、2002年下期商品を発表、年代層別の商品を拡充

  • 2002年7月24日
 日本旅行はこのほど、「マッハ」と「ベストツアー」の下期商品を発表した。下期は、マッハ、ベストツアーのブランドの違いをこれまで以上に鮮明にしつつ、人気商品の通年化や、全国展開の商品と地域特性を重視した商品と併用、特に年代層別に商品を設定し、これらを積極的に展開していく。マッハでは熟年向け商品「ゆとりの旅」で、「中国」と「オーストラリア&ニュージーランド」など専用カタログを作り、人気の高い世界遺産を組み込んだ行程を設定した。20代から30代の女性をターゲットとする「私の好きな街」シリーズは下期も継続して展開し、フリープランの基本日程や立地重視型のホテル選定などコンセプトも継承している。また女性の3人による旅行が多いため「トリプル」の割引料金も設定している。ベストツアーでは今夏より展開した「ベストBUYヨーロッパ」が好評であることを受け、価格訴求方の添乗員同行ツアーを下期においても設定し、多彩なコースと食事の充実を図った。例えば、「JALで行くとっておきのイタリア8日」ではイタリアの4都市を周遊し、様々な観光プランを組み合わせることができる。
 同社の上期取扱人員(推定)は、マッハ、ベストツアーの合計で21万人と対前年比6.6%減。下期は両ブランドで20万3700人(対前年比67.7%増、2000年度比6%増)を目標としている。