NH、平成14年3月期連結決算は94億5600万、単体で128億円の純損失
全日空(NH)の平成14年3月期の決算は、売上高が前年比5.3%減の9150億円、営業利益が72.2%減の184億円で、純損益は関係会社株式の評価損の計上などで128億円の赤字となった。連結では売上高が5.9%減の1兆2045億円、営業利益が72.1%減の229億円で、投資有価証券売却の特別利益及び貸倒引当金繰入や投資有価証券評価損などの特別損失計上の結果、純損益は94億円の赤字となった。
航空運送事業の営業利益は74.1%減の187億円、国内貨物以外の部門すべての営業収入が前年を下回った。旅行事業は国内旅行が大型テーマパークの開園などの効果で取扱数、販売額とも前年を上回ったが、テロの影響で海外旅行の取扱いが下回り、売上高は3.7%増の1585億円だったものの、営業損益は8000万円の赤字となった。また、ホテル事業についても売上高が9.6%減の756億円、営業損失が6億円と減収減益となった。
来期は単体で営業収入6%増の9700億円、営業利益79%増の330億円、純利益170億円、連結で営業収入5.8%増の1兆2750億円、営業利益79増の410億円、純利益を20億円見込んでいる。
航空運送事業の営業利益は74.1%減の187億円、国内貨物以外の部門すべての営業収入が前年を下回った。旅行事業は国内旅行が大型テーマパークの開園などの効果で取扱数、販売額とも前年を上回ったが、テロの影響で海外旅行の取扱いが下回り、売上高は3.7%増の1585億円だったものの、営業損益は8000万円の赤字となった。また、ホテル事業についても売上高が9.6%減の756億円、営業損失が6億円と減収減益となった。
来期は単体で営業収入6%増の9700億円、営業利益79%増の330億円、純利益170億円、連結で営業収入5.8%増の1兆2750億円、営業利益79増の410億円、純利益を20億円見込んでいる。