【視察レポ】南豪州・アデレードから30分、「自由」が育てたドイツ移民の街にジュリーク農園、充実のグルメに出会う旅

  • 2026年7月1日

ジャムもコスメも、ここが「産地」-アデレードヒルズの農園めぐり

アデレードヒルズは、ハーンドルフも含めてもともと農業の活発な地域だった。そして現在でも、広大な大地を活用した高品質な果物やワインなどが生産されている。

「ビアレンバーグ」の商品。料理にも便利なソースやドレッシングなど多彩。ホテルの朝食サイズの最も小さい瓶ならたった1ドルとお土産にありがたいラインナップ

今回訪れたなかでは、ドイツ語で「ベリーの丘」を意味する「ビアレンバーグ」がその一例。こちらも創業は1839年で、現在は人工着色料や防腐剤を使用せずに自社農園のいちごジャムやマーマレード、マスタード、チャツネなどを広く生産。ショップでは数多くの製品を試食して購入可能。シーズン中は観光農園としていちご狩りにも対応する。

ジュリークのファームツアー

また、南オーストラリア州発の企業では日本で最も人気かもしれない「ジュリーク」もアデレードヒルズに自社農園を構える。見学ツアーではオーガニック農法で育てた植物由来の成分で製品を作る「Seed to Skin(種から肌へ)」の世界観に没入でき、他にもエッセンシャルオイルをブレンドできる体験も用意されている。

ジュリークのみが使用できる品種のバラも

カンガルーに餌やり、コアラ抱っこもーSAで野生動物に出会うなら

アデレードヒルズでは、オーストラリアならでの楽しみ、固有の動物たちとの出会いも待っている。市中心部から20分ほどにある「クリーランド・ワイルドライフ・パーク」では、餌やりができるカンガルーを含め130種類以上の動物たちが暮らす。

南オーストラリア州は「コアラ抱っこ」も可能

ちなみに、アデレード周辺にはオーストラリアで唯一パンダがいるアデレード動物園や、野生のカモノハシを見られるかもしれないワラウォング野生動物保護区、さらにアフリカ以外では最も広いという巨大なサファリ体験施設「モナート・サファリ・パーク」も存在する。

モナート・サファリ・パークではライオンを間近に感じられる特別な体験も ©Tourism Australia