JTB、新中期経営計画設定、誠実、スピード、専門性で信頼向上を図る
JTBは2002年度から2カ年のグループ経営計画「Brand-New(ブランニュー)JTB2002」を策定した。顧客に対し「誠実」、「スピード」、「専門性」の強化を重視しており、既存のJTBブランド(ルックJTB、エース、旅物語、サンライズ、るるぶ等)それぞれの競争力を高め、「お客様信頼度NO.1企業グループ」という企業価値の獲得を目標とする。具体的には、旅行業の営業部門でBPR(Business Process Re-engineering:業務改革)を強力に推進し、店舗リニューアルなどのハード面と共にCRMやコンサルティング能力アップなどのソフト面で一層のCS推進につなげる。特にBPRは、インターネット技術を活用した情報・商品の提供や各店舗のネットワークの連動を図るシステム整備に2002年度に63億、2003年度は73億を投資する。
2002年度の利益計画は取扱額が1兆4850億円、営業利益が38億円、経常利益が35億円。2003年度は取扱額が1兆5000億円、営業利益が56億円、経常利益が52億円をそれぞれ見込んでいる。
2002年度の利益計画は取扱額が1兆4850億円、営業利益が38億円、経常利益が35億円。2003年度は取扱額が1兆5000億円、営業利益が56億円、経常利益が52億円をそれぞれ見込んでいる。