農泊地域と旅行会社をつなぐ「団体旅行マッチングサイト」開設へ、事前登録受付
農泊の推進に取り組む日本ファームステイ協会は、全国の農泊地域と旅行会社を結ぶ新サービス「農泊団体旅行マッチングサイト」を2026年3月末に開設する。現在、旅行事業者向けの事前登録を受け付けている。
同サイトは、農泊地域の受入情報と旅行会社の団体旅行ニーズを結びつけることを目的としたもの。各地域の宿泊可能人数や体験プログラム、食事内容、施設の特徴などの情報を掲載し、旅行会社が団体旅行の受入先として適した地域を検索・比較できる仕組みとする。
サイトでは、農泊地域協議会などが提供する団体旅行向けの受入情報を目的別に検索できるほか、地域への直接問い合わせも可能となる。これにより、旅行会社にとっては地域情報の収集や商談を効率化し、商品造成のリードタイム短縮につながることが期待されている。
農泊は、農山漁村に滞在しながら地域の暮らしや文化、自然体験などを楽しむ旅行スタイルとして注目されている。近年は教育旅行や団体旅行において、地域文化や生活を体験するプログラムへの関心が高まっており、農山漁村地域での体験型旅行の需要拡大が見込まれている。
こうした背景を踏まえ、同協会では農泊地域の受入情報を整理・可視化することで、旅行会社による団体旅行の商品造成を支援するとともに、地域と旅行会社の連携促進を図る考えだ。
なお、サイトの利用は無料で、閲覧や利用には旅行事業者による事前登録が必要となる。
同協会は、同サイトを通じて農泊地域と旅行会社の接点を広げ、修学旅行や企業研修など体験型プログラムを伴う団体旅行の受入拡大につなげたいとしている。

