ANA、国際線定期便40周年 世界40都市55路線に拡大

  • 2026年3月3日

 ANAは3日、国際線定期便就航40周年を迎えた。1986年の成田=グアム線開設から歩みを重ね、現在は世界40都市55路線へとネットワークを拡大している。2030年度までに国際旅客・貨物事業規模を2025年度比で1.3倍に拡大する方針を掲げ、国際線を成長のエンジンとしてさらなる需要獲得を目指す考えだ。

 同社は1986年3月3日、成田=グアム線を初の国際線定期便として就航した。以来、路線網を拡充し、直近ではミラノ、ストックホルム、イスタンブールを新規開設。2025年12月時点で国際線累計搭乗者数は約1.7億人に達している。

 今後は強靭なネットワーク構築と商品力強化を両輪に成長を図る。2026年度以降、全クラスに最新シートを導入したボーイング787-9型機を順次受領し、ビジネスクラスではドア付き個室型シート「THE Room FX」を展開する計画だ。サービス品質では、英国SKYTRAX社の「5スター」を13年連続で獲得し、APEXの「WORLD CLASS」も2年連続で受賞するなど、国際的な評価を維持している。

 40周年当日の3月3日には成田空港第1ターミナルで記念式典を開催し、社員によるトークセッションや出発便での横断幕による見送りを実施した。あわせて記念商品の販売や機内誌「翼の王国」特別号の発行、特設サイトでの情報発信など、多面的なプロモーションを展開している。