10月・11月の延べ宿泊者数は微減、外国人宿泊者数は増加基調を維持

 観光庁が公表した宿泊旅行統計調査によると、2025年10月および11月の延べ宿泊者数は前年同月比で小幅な減少となった。一方、外国人延べ宿泊者数は増加を維持しており、特に地方部での伸びが目立つ結果となった。

 2025年10月の延べ宿泊者数は5861万人泊で、前年同月比1.6%減となった。内訳を見ると、日本人延べ宿泊者数は4213万人泊で同3.6%減となった一方、外国人延べ宿泊者数は1648万人泊で同3.7%増と、引き続きプラスを確保した。全体に占める外国人宿泊者の割合は28.1%に達している。11月についても同様の傾向が続き、延べ宿泊者数は5772万人泊で同0.7%減、日本人は同1.2%減、外国人は同0.7%増となった。

 10月の三大都市圏および地方部における外国人延べ宿泊者数比較では、三大都市圏では前年同月比0.8%減となった一方、地方部では14.1%増と大きく伸長した。国籍別では中国が最多で、米国、台湾、韓国、豪州が続き、上位市場が全体の過半を占めている。ロシアやインド、ドイツなど一部市場では高い伸び率も確認され、多様な市場からの需要回復が進んでいる。