大韓航空、2025年総まとめを公表 韓国発の訪問先は東京が首位、大阪・福岡が続く

  • 2025年12月15日

 大韓航空は「2025年年間総まとめ」を公表し、1月1日〜11月10日に韓国を出発した同社利用客の最多訪問地が東京で、2位に大阪、3位に福岡と、日本の主要都市が上位を独占したと明らかにした。期間中の国際線搭乗者数は1649万人、総飛行距離は2億8000万kmに達したとしており、日本線の強い需要が引き続き可視化された結果である。

 同社によれば、年代別の利用構成は30〜40代が40%で最多、50〜60代が30%、10〜20代が21%、その他が9%。国籍では旅客の35%が韓国籍以外で、うち米国籍と中国籍が各24%と最も多い。最頻利用者は年間216回搭乗した。

 サービス関連では、仁川空港第2ターミナルのラウンジ利用者が累計131万6000人に達し、8月中旬にオープンした新ラウンジはその後だけで34万2000人と全体の約26%を占めた。新ラウンジではライブステーションのピザが最も人気を集めたという。機内食の事前注文では、プレステージクラスでナックチポックン、豚肉のサムパプ、ローストビーフの順に選好が高かった。機内エンタメは最新映画や韓国ドラマの視聴が伸び、映画は『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』、ドラマはtvN『ソンジェを抱いて跳べ』、バラエティはMBC『私は一人で暮らす』が最多視聴だった。

 プロダクト面では、今年刷新した新CIと新塗装機が34機まで拡大した。