エアアジア、客室乗務員のヒジャブ着用を選択制に 全路線で一貫運用

  • 2025年12月5日

 エアアジアは12月5日、客室乗務員の制服ポリシーを改定し、希望する女性乗務員のヒジャブ着用を認めると発表した。導入は2026年第1四半期を予定し、全ネットワークでの一貫運用を目指すとしている。

 同社は従来、ジェッダ線など現地規制に応じた一部路線でヒジャブを制服の一部として採用してきたが、今後は希望する全ての女性乗務員が着用可能となる。制服はジェッダ線で使用しているヒジャブとパンツスタイルを基調とし、プロフェッショナリズムと安全性、快適性を担保しながらブランドの一貫性を維持する方針だ。

 エアアジア・アビエーション・グループのボー・リンガムCEOは、今回の改定がグローバル航空会社としての成長を反映するものとし、従業員が自身の信念と調和しつつ自信を持って会社を代表できる環境づくりを強調した。