中国、ラオス / 中国~ラオス間の高速鉄道、チケット購入条件変更と乗車時の注意事項のお知らせ

  • 2025年8月22日
  • 出典:OTOA

ビエンチャンからボーテン(中国との国境の町)を結ぶ中国~ラオス高速鉄道のチケット購入開始日は、現在、通常の「ご利用日7日前から」ではなく、「ご利用日3日前から」に一時的に変更されています。
これは雨期による天候の不安定さを考慮した措置であり、安全管理上の判断となっています。
今後、「7日前から」に戻る時期は現時点では未定です。
今後の天候状況や運行判断により改めてご案内いたします。また以下の注意点も事前にご確認ください。

◎ 駅構内の入場について
駅構内へ入るには、空港並みの厳しい手荷物検査が行われます。
また、パスポートとチケットの提示が必要です。忘れずにご持参ください。
パスポートを携帯していない場合、入場を断られる可能性もあります。

◎ 持ち込み禁止品について
以下の品目は、駅の検査場にて持ち込みが禁止されています:
* 刃物類 (ナイフ、ハサミなど)
* スプレー缶 (殺虫剤・日焼け止めなど)
* 爆発物・可燃物 (ガス缶、花火、シンナーなど)
* 酒類 (大量の持ち込み、栓の開いたものは没収対象)

酒類に関しては、検査官の判断により没収されるケースが多く、特に栓が開いているものは原則として持ち込み不可となります。ただし、小瓶などの少量で未開栓のものに関しては、許可される場合もあります。
最終的な判断は係員によるため、状況によって対応が異なる可能性があることをご理解ください。
また、ガスを使用していないミスト状の製品(化粧水や虫よけスプレーなど)については持ち込み可能ですが、検査時に係員から「これは何ですか?」と確認を受ける場合があります。
内容物を明確に説明できるようにしておくとスムーズです。

◎ 車内での飲酒禁止について
駅構内ではアルコール飲料の販売が行われており、駅舎内での飲酒は可能です。
ただし、列車内での飲酒は固く禁止されています。
車内では、ラオス語・英語・中国語によるアナウンスにて禁止事項が案内されており、飲酒が発覚した場合には注意を受け、悪質と判断された場合は警察に連行される可能性があります。

◎ 賭け事に関する注意
ラオスでは賭け事全般が法律により禁止されています。
そのため、鉄道内や駅構内でのカードゲームや金銭のやり取りなど、賭け事とみなされる可能性のある行為は控えていただくようお願いいたします。特にトランプなどのカード類は、娯楽目的であっても誤解を招く可能性がありますので、公共の場での使用には十分ご注意ください。

◎ 乗車時間の目安
改札や手荷物検査に時間を要するため、発車時刻の1時間前には駅に到着されることを強く推奨いたします。
ネットニュースでは、発車10分前に到着した旅行者が乗車できなかった事例も紹介されています。
時間に余裕を持った行動を心掛けてください。

中国~ラオス高速鉄道にて安全で快適な旅となりますよう、ご理解とご協力を何卒よろしくお願いいたします。

情報提供:エーペックスインターナショナル株式会社