アブダビ文化観光局、日本支局開設で誘客強化 旅行業界向けウェビナーも

アブダビ文化観光局は、7月1日より日本支局を開設し、日本市場における観光プロモーション活動を本格始動した。
日本支局は東京・渋谷にあるアール・プロジェクト・インコーポレイテッド内に設置し、同社代表の福永浩貴氏が支局長を務める。旅行業界やメディアとの連携を通じて、アブダビの観光資源の情報発信や旅行商品の造成支援、プロモーションイベントの企画実施などを進めていく方針だ。
アブダビは現在、文化・レジャー施設の大規模開発が進んでおり、すでに開館したルーブル・アブダビやチームラボ・フィノミナ・アブダビに加え、グッケンハイム美術館やザイード国立博物館の開業も控える。また、ヤス・アイランドではフェラーリワールド、ワーナーブラザーズ・ワールド、シーワールドなどのテーマパークに加え、ディズニーの新施設建設も発表された。その他にも、シェイクザイードグランドモスクや砂漠での星空ディナーなど、ユニークな体験型観光も充実しており、ラグジュアリーな滞在先としての訴求力も高まっている。
日本からは、エティハド航空の直行便が成田・関空の両空港から運航されており、アクセス面でも利便性が高い。
支局設立を記念し、8月7日には現地と中継を結ぶ第1回「Visit Abu Dhabiウェビナー」を開催予定で、観光最新情報の共有や今後の取り組み発表を通じて、日本の旅行業界との関係強化を図る。