顧客に伴走するDXパートナー「インテージテクノスフィア」、JR東日本びゅうツーリズム&セールスとの協創から見る強みは?[PR]

  • 2025年6月24日

ITSP開発担当者が実感するプロジェクトの成果

 プロジェクトに携わった開発担当のITSPエンタープライズ第二本部システムサービス1部の牧野亜生氏は、「2019年から長年担当していることでVTSの業務プロセスや課題の理解が進み、2024年のリプレイスの際には、変えること、変えてはいけないことなど、業務変革に対して、SI(システムインテグレーション/System Integration)目線による提案をすることができました。担当者が交代した場合でも、各機能の開発経緯や目的などを丁寧に伝え、後任担当者と伴走しながらシステムを構築していった点が、長期にわたるプロジェクトのスムーズな進行に貢献しました」と伴走の重要性について言及。

 さらに「旅行業界を長年担当しているメンバーが多数在籍しており、豊富なナレッジが蓄積されていることも、高品質なシステム開発に繋がり、顧客からの信頼を得る要因となっています」と話し、旅行業界の知識を背景とした細かな対応を強みと話した。

 今回の開発で牧野氏は、「運用工数がかかっていた作業の自動化や利便性を追求し、例えば最終行程表作成の機能増強、商品ラインナップ掲載などの動的な作業を、お客様側でも自由にメンテ可能なように一部機能をオープン化しました。また、サイトデザインについても現在のターゲットユーザーや商品コンセプトにマッチするようアジャイル手法を取り入れつつお客様の求めるご要望を取り込むことで大幅にサイトを一新することができました。」と話しているが、この点はVTSにも大きく評価されていて、柔軟かつ迅速な情報更新の実現によって、業務効率も向上し、サイトの認知向上にも貢献している。

ITSP牧野亜生氏

旅行業界の共通精算プラットフォームの実現

 ITSPは、40年以上にわたり旅行業界のシステム開発や業務BPOに携わっている。中でも特に強みとしているのが、旅行会社とサプライヤー間を繋ぐ精算業務領域だ。

 精算業務は正確性が求められるため、旅行会社とサプライヤー双方にとって多くの作業工数がかかり、各社が課題として抱えながらも、現状は個社最適に留まっているケースが少なくない。同社は、この旅行業界共通の課題を解消すべく、業界に特化したプラットフォームサービスを複数提供しており、今後も持続的な業界発展に寄与するために、これらのプラットフォームサービスをさらに進化させていく取り組みを進めている。

 業界団体なども含めた様々な業界関係者との対話も積極的に行い、限られた経営資源を価値創出に集中させるべく業界全体としての非競争分野の間接コスト圧縮と利便性向上に貢献することを目指し、より多くの旅行会社とサプライヤーが参加可能なプラットフォームの共通化も視野に入れている。

旅行業界の『DXパートナー』

 ITSPは、長年にわたる旅行業界での実績と深い業務知識を基盤に、単なるシステム開発ベンダーに留まらない「DXパートナー」として、顧客に寄り添い、共に成長していくことを目指している。VTSとの協業は、その理念を体現するもので、業務プロセスの深い理解、SI目線での課題解決提案、そして運用後の継続的な伴走を通じて、顧客のビジネスを強力に推進していると言える。

 さらに、精算業務領域における強みを生かし、業界特化型プラットフォームサービスを推進することで旅行業界の持続的な発展に貢献することを目指している。


株式会社インテージテクノスフィア 
旅行業界向けシステム開発・デジタルBPOサービス