エミレーツ航空とJNTOが覚書締結、日本への中東からの誘客強化へ

エミレーツ航空は、日本政府観光局(JNTO)と訪日促進を目的とした観光協力に関する覚書を締結した。本覚書は、中東を中心としたグローバル市場から日本へのインバウンド観光促進を目的としており、マーケティングやプロモーション活動を通じた連携が進められる。
エミレーツ航空は、ドバイを拠点とする広範なネットワークと、中東市場における強い影響力を背景に、日本への送客拡大に取り組む姿勢を強調している。日本国内では、成田、羽田、関空の3空港にA380型機や改装済みのB777型機を投入し、新しいプレミアムエコノミーなどによって利用者の満足度向上と訪日旅行の選択肢としての地位確立を図っている。
同社は2002年の日本就航以来、20年以上にわたり両国間の人流促進に貢献しており、現在も成田、羽田、関空の3空港へ毎日運航している。今回の提携により、新たな旅行者層の開拓につなげたい考え。