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ANA+JAL、GWの国際線予約は97%減、スターフライヤーやLCC国内線も苦戦

  • 2020年4月22日

 全日空(NH)と日本航空(JL)が4月22日に発表したゴールデンウィークの予約状況で、2社合計の国際線予約人数は前年比96.8%減の1万4401人となった。座席数は91.5%減の4万5733席で、予約率は51.3ポイント減の31.5%となった。

 NHは、予約人数が96.1%減の9269人、座席数が80.4%減の3万1078席で、予約率は50.4ポイント減の29.8%。一方、JLは予約人数が97.6%減の5132人、座席数が94.1%減の1万4655席で、予約率は50.9ポイント減の35.0%となった。

 また国内線では、NHは座席数を8.8%減の134万6919席と1割弱の削減に留めたところ予約人数は80.1%減の13万2011人となり、予約率は72.1ポイント減の9.8%。JLグループは座席数を66.8%減の36万1558席としたところ、予約人数は87.3%減の12万342人となり、予約率は53.7ポイント減の33.3%となった。

 なお、こうした苦境は他の航空会社も同様で、スターフライヤー(7G)の国内線は座席数が3.1%増の4万7560席であるのに対して予約人数が3835人となり、予約率は76.1ポイント減の8.1%と1桁台。

 ジェットスター・ジャパン(GK)の国内線も座席数が89.4%減の1万6920席、予約人数が92.5%減の8876人で、予約率は21.6ポイント減の52.5%。ピーチアビエーション(MM)は座席数が44.9%減の5万400席で予約数は80.3%減の8342人、予約率は69.0ポイント減の16.6%と報告している。7G、GK、MMとも国際線は運休している。