7月の出国者数は3%減に回復、費用減が下支えか−訪日外客は23%減
日本政府観光局(JNTO)によると、2009年7月の日本人出国者数(速報値)は前年比3.2%減の128万9000人、通年では8.2%減の847万9000人となった。130万人台を割り込んだものの、新型インフルエンザの影響が直撃した5月の18.3%減(103万6356人)、6月の21.3%減(100万1000人)からは回復しつつあると言える。JNTOでは、新型インフルエンザだけでなく景気後退による需要減退もあったとしつつ、燃油サーチャージの廃止や円高による旅行費用の減少と割安感が下支え要因になったと分...