全日空、第1四半期の営収1.2%減も営利10%増−値上げ限界に近く
全日空(NH)の第1四半期(平成20年4月1日〜6月30日)連結業績は営業収入が1.2%減の3455億円、営業利益は10.5%増の146億円、経常利益は62.7%増の110億円、四半期純利益は92.4%減の66億円となった。純利益の大幅減少は、前年に特別利益を計上した反動。営業利益の増加は、需要の停滞があるものの、仕入れや販売管理費の削減で黒字を確保した。営業収入のうち、国際線旅客事業は売上高が2.8%増の785億円。増収額は21億円で、燃油サーチャージを含む運賃の値上げが45億円の増収効果、円高な...