全日空、燃油サーチャージ「わかりにくい」指摘多く−航空運賃値上げで吸収

  • 2007年12月17日

全日空(NH)は、燃油サーチャージの徴収額について、「IATA運賃の値上げで一部を吸収するべき」との考えを示している。その理由についてNH広報室では、「原油価格の高騰で燃油サーチャージ額が航空運賃に比べて割高となり、消費者をはじめ、わかりにくさについて指摘が多い。(徴収する)旅行会社にも負担をかけている」と説明している。IATA運賃調整会議において、航空運賃を値上げして燃油サーチャージ額の一部を吸収し、相対的に燃油サーチャージ額を下げる提案をしているという。NHは先ごろ、燃油価格の上昇が続くものの、...