国交省、宿泊統計で懇談会設置−全国統一基準の策定にむけ、検討開始
国土交通省は今年度から、宿泊統計を四半期毎に発表しているが、全国の観光入込客数、消費額など全国で統一した基準の策定に着手している。すでに10月4日に観光統計の整備に関する検討懇談会を開催、現在の統計を活用しつつ、共通の基準を策定、新たな統計調査を2010年までに導入する考えだ。懇談会では宿泊旅行、観光入込客、観光消費額の統計分科会を設置しており、それぞれの観点から議論を深めていく。ただし、こうした調査の際に調査データを「出す人も面倒だが、(その見返りの)メリット、やる気を感じてもらえる仕組みが必要」...