AC、企業債権者調整法の保護下から脱却に向け、一歩前進

  • 2004年1月22日

エア・カナダ(AC)の企業債権者調整法(CCAA)に基づく経営再建策で、オンタリオ州高等裁判所はトリニティ・タイム・インベストメント(Trinity Time Investment)社の出資案を承認した。出資額は6億5000万カナダドルで、AC株主資本の31%を占める。また、オンタリオ州高等裁判所はACがGEキャピタル・アヴィエーション・サービス(GECAS)からリースを受ける全航空機の契約条件の全面改訂にも承認を下した。これにより、CCAAの保護下からの脱却には今後、年金、および退職金の積立金不足...