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ふたたびコロナを拡げないために、沖縄からの提言

  • 2021年10月11日

新型コロナウイルス対策・タスクフォース沖縄が記者会見

 医療や観光、飲食、福祉などの分野に携わる専門家にて構成される「新型コロナウイルス対策・タスクフォース沖縄」が10月8日に記者会見を開き、4ヶ月ぶりに緊急事態宣言が解除された今月が感染対策と経済回復両立に向けた重要な一月になるとした上で、「今出来ること」を提言した。

 会見の中で、沖縄観光コンベンションビューローの下地会長は「ワクチン接種又は陰性確認をされ、感染対策に協力してくださる観光客の方は勿論歓迎します。県外の方でも沖縄に滞在されている間は、県民同様と思っています。」とメッセージを発信した。なお、タスクフォースメンバーや、提言内容は下記の通り。

【タスクフォースメンバー(敬称略)】
玉城研太朗 沖縄県医師会理事
高山義浩 沖縄県立中部病院感染症内科・地域ケ ア科医師
石垣綾音 沖縄やーぐまいプロジェクト
福原里奈 どりーむ訪問看護ステーション
仲本栄章 沖縄電電同友会会⻑(NTT OB・OG)
鈴木洋一 沖縄県飲食業生活衛生同業組合理事⻑
島田勝也 沖縄大学地域研究所特別研究員
下地芳郎 沖縄観光コンベンションビューロー 会⻑

【提言】
密ではない、濃い会食。
4人以下、2時間以内、週一回まで
できるだけ、決まった相手と食べる
自宅に集まっての飲み会は控える
※結婚式など特別なイベントで他人数が集まるときは、ワクチン検査パッケージを実施する

お互いに、安全な旅を。
旅行開始の2週間前にワクチンを完了
または、検査を受けて陰性を確認する
旅行中・後に症状を認めたら受診する
※流行している地域への出張や帰省は、できるだけ延期する

気兼ねなく楽しめるイベント。
主催者の感染対策方針に協力する
マスク着用と手指衛生を徹底する
感染リスクが高いときは事前に検査
※合宿、スポーツ大会、音楽ライブなど、感染リスクが高いイベントでは徹底する

高齢者のみなさまへ
怖れすぎず、地域の交流に積極的に参加してください
ただし、ワクチンの2回接種を終わらせましょう
接種を完了していても、感染予防は心掛けましょう
特に、5人以上が集まっての食事会は避けてください

それぞれの職場で
従業員のワクチン接種を推進してください
症状のある職員が仕事を休めるようにしてください
職場の密な環境を減らしてください