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それでもワーケーション、やりますか?-インプリージョン オダギリサトシ氏寄稿

それでもワーケーション?

話は戻ってワーケーションのサウンディング。
自治体職員さんから
「空き家がたくさんありますので・・・」
「里山風景が広がっており・・・」
「wifiを整備しようと思っておりまして・・・」
「都心から2時間程度でアクセスできまして・・・」

こんな条件は日本中に沢山ありますやん!
というか、そちらの隣の自治体も同じ条件ですやん?
どうやってそちらの自治体を選んでもらいますん?

そもそも
今のところは沢山いるとは言えないワーケーション利用者を
各地で奪い合わなければならない状況で
それっぽい「ハコ」だけ「用意する」のはしんどいのとちゃいますか?

みたいな話ばかりになりました。
こんなん言うから
自治体職員さんに「メンドクサイヒト」扱い受けるのですがww

もちろん
自治体職員さんもその事実は認識していて
どうしたら良いのか悩んではるので
サウンディングされているのだと思います。

観光に長年携わり、
ワーケーションも少し多めに経験している私からすると
キーワードは「関係」にあると感じています。

話題ばかり先行し
混沌としつつあるワーケーションですが
まだまだやりようがありますので一緒に知恵を絞りましょう。

以上
この原稿を書いている最中に
西新宿の京王プラザホテルが1か月実質13万という記事を見て
申し込みたくてウズウズしているオダギリでした。

オダギリ サトシ
株式会社インプリージョン代表取締役。旅行会社向けに大阪の着地型旅行商品をODM開発する他、全国各地の自治体の観光集客アドバイザーや委員を務める。大阪商工会議所ツーリズム振興委員。