KNTのニュースの扱いをみるとちょっと腹が立ちますね ー 20代社員が振り返る今週のニュース

 今週の旅行業界ニュースといえば、どこもかしこもKNT-CTの債務超過です。読者の方で同意見の方も多いのではと思うのですが、業界がこんな状態なのだからいくら大手といえども債務超過になることもあろうよ、と私などは思います。一方でSNSなどを見ると、業界外の方が抱く感想はもっと悲観的ですね。「旅行業界はもう終わり」のような投稿すらありました。あまりに債務超過という言葉の響きが強いのでしょう。金額も希望退職の人数もインパクトがあります。でも、2019年に売上3,000億円の売上がある企業だって考えて本当にそんなインパクトの強い数値ですかね、と聞いてみたくなります。

 業界外でも注目を浴びたといえば帝国ホテルの一月滞在プランも注目を浴びていましたね。帝国ホテルに30泊でジムやサウナが使い放題。ほかにも諸々特典があり36万円。私にはまったくもって手の届かない価格ですが、すごいコスパの良いプランに聞こえます。弊社の記事内にて赤井がしている考察ももちろん面白いのですが、この記事はプロコメの方やユーザの方から頂いているコメントも面白いですね。多種多様な意見が書き込まれていますが、どのコメントも帝国ホテルというブランドの重みを感じるものでした。

 あと、私が今週特に注目したのはロンドンの現地レポートですね。イギリスのコロナによる被害の大きさはよく聞くことながら、旅行業界にフォーカスした数値を聞くことはあまり有りませんでした。それが300万人の失業とは……。現在は停止しているとはいえ、GoToのある日本とは違い、旅行業界に特化した救援や支援はいまのところないというのも非常に辛そうです。こちらの記事は、執筆頂いているスウィグラー久美子さんがコメントで諸々返答くださっています。