2016年にカンタス航空（QF）の成田／メルボルン線が就航したことで、日本からの直行便が復活したメルボルン。2017年9月には日本航空（JL）が成田／メルボルン線を新規開設し、より多くの座席を確保するに至っています。2つの直行便運航により、2017年9月末までで日本からの訪問者数は前年比32.2％アップ。これに伴い、経済効果も24.6％伸びました。

　日本路線以外にも、2017年はヴァージン・オーストラリア航空（VA）が香港／メルボルン線を就航するなど、メルボルンの旅行市場は活況を呈しています。市内では今後、リッツ、マンダリン、シャングリラ、Wといったハイクラスのホテルチェーンが進出する予定。

　太い路線とバリエーションに富んだ宿泊施設の充実で、一般団体やMICE、教育旅行のグループツアーにとってより利便性の高いデスティネーションになることでしょう。パッケージツアーの重要性も認識し、対トレードへのプロモーションにも力を入れています。

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