ジェットスターP、運送許可を取得、9月から関空2路線

  • 2017年6月21日

 ベトナムのジェットスター・パシフィック(BL)は6月21日付で、国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得した。9月1日から関空/ハノイ、ダナン線をそれぞれ週4便で運航する。BLは6月7日に大阪市内で記者会見を開催し、今回の就航について発表したところ。BLにとっては初の日本路線で、LCCによる日本/ベトナム間の路線開設も初めてとなる。使用機材は180席のエアバスA320型機。BLによれば、航空券の販売開始は6月下旬を予定している。

 BLは1992年にパシフィック航空として設立。2008年にジェットスター航空(JQ)との提携により、ベトナム初のLCCとして運航を開始し、現在はベトナム航空(VN)が株式の7割を、カンタス航空(QF)が3割を保有している。使用機材はA320型機のみの14機。

 なお、国交省によればこれら2路線はダナン発関空経由ハノイ行き便と、ハノイ発関空経由ダナン行き便を連続するかたちで1機で運航。ダナンを14時30分に出発した便は21時15分に関空に到着後、22時15分に出発して0時45分にハノイに到着。ハノイを1時45分に出発した便は8時15分に関空に到着後、9時15分に出発して12時にダナンに到着するという。