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フィンエアー、来夏も福岡線を運航-平均搭乗率は85%

  • 2016年10月2日

CEOのペッカ・ヴァウラモ氏  フィンエアー(AY)は9月29日、福岡市で関係者向けの謝恩パーティー「感謝の夕べ」を開催し、今年5月7日から10月9日までの期間定期便として週3便を運航している福岡/ヘルシンキ線を、来年も4月27日から週3便で運航すると発表した。AYによれば、今年5月7日から10月9日までの平均搭乗率は約85%となる見込み。運航終了時期の詳細は決定次第発表する。

 パーティーの冒頭で挨拶に立った同社CEOのペッカ・ヴァウラモ氏は、「初年度の成功に際し、多くの方々にお集まりいただき大変嬉しい」と感謝の意を表明。あわせて「福岡は九州の玄関口として、また今後はヨーロッパ人にとって魅力的なレジャー渡航地になると信じている。本路線は来期も成功すると確信している」と語った。

 AYにとって福岡線は成田、中部、関空に続く4番目の日本路線。KLMオランダ航空(KL)の福岡/アムステルダム線撤退により、現在は九州/欧州間において唯一の定期便路線となっている。

 この日のパーティーには関係者約200人が出席。駐日フィンランド大使のユッカ・シウコサーリ氏、福岡県知事の小川洋氏、福岡市副市長の中園政直氏、福岡商工会議所会頭の礒山誠二氏、AY日本支社長の永原範昭氏も登壇した。