JTBコーポレートソリューションズは2月17日、出張・経費管理システム「J's NAVI NEO」の新たなバージョンの提供を開始した。「J's NAVI NEO」は出張の申請や経費精算、オンラインチケットの手配などの手順をシステム化し、出張や接待などの経費の透明化や、キャッシュレス化による立て替えや仮払いの削減、出張の危機管理、会計システムとの連携による業務の効率化などを可能にするもの。新たなバージョンでは日当の自動計算機能など5つの機能を追加し、出張者や管理者の利便性の向上をはかる。

　新たな「J's NAVI NEO」では、日当や宿泊費などを精算する際に、出張期間、出発時間、帰着時間を判別して職位に応じた日当を自動計算できるようにした。また、個人決済型と法人決済型のコーポレートカードのデータを連携できるようにした。

　さらに、精算伝票と領収書との突き合わせ作業の負担を軽減するため、領収書台紙に印刷されたQRコードを読み込むと、領収書の管理状態と承認状態をそれぞれ「入手済み」と「承認済み」に更新できるように変更。従来の明細単位の負担先変更機能には、負担率による負担先変更機能を追加した。そのほか、航空券や宿泊、レンタカーをセットにした出張パックを手配し、精算伝票へ取り込めるようにした。