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南ア、12年の日本人30.9%増、過去最多に

  • 2013年5月7日

 南アフリカ観光局によると、2012年の日本人渡航者総数は前年比30.9%増の3万4415人となり、過去最多となった。12月単月でも24.3%増の2398人で、15ヶ月連続で前年を上回る結果となった。

 また、南アフリカへの年間渡航者数は10.2%増の918万8368人となった。南アフリカ共和国大統領のジェイコブ・ズマ氏は「南アフリカへの渡航者数が世界の各地域で着実に増えていることに大変満足している」とコメント。同氏は世界各国でのマーケティング活動に加え、消費者の趣向にあった商品を提供する旅行業界の協力が大きな支えとなっているとした。このほか、外国人旅行者による直接消費総額は7.6%増の764億ランド(約8200億円)、平均滞在日数は0.9泊減の7.6泊となった。

 渡航者数の方面別では、アフリカ大陸諸国以外の海外からの渡航者数が15.1%増と好調で、とくにヨーロッパがもっとも多く、9.5%増の139万6978人となった。国別では第1位が英国で4.2%増の43万8023人、次いでアメリカが13.6%増の32万6643人、ドイツが13%増の26万6333人となった。伸び率では中南米が37%増と大幅な伸びを示しており、ブラジルが44.7%増の7万8376人と好調だった。また、アジアも33.7%増と好調で、特に中国は55.9%増の13万2334人を記録した。