若者需要など3テーマの国内モニターツアー募集、一定額支援も

  • 2011年12月9日

 観光庁は12月8日、国内旅行振興キャンペーン「がんばろう!日本」で集中的に取り組んでいる3つのテーマについて、モニターツアーの募集を開始した。テーマは、「東日本大震災等の影響を受けた地域への旅行需要の創出」「長期滞在型観光の推進」「若者旅行振興」の3つで、モニターツアーの参加者や関係者にアンケート調査を実施することで、国内旅行の需要創出につなげるねらい。

 募集期間は12月8日から12月20日までで、12月下旬に対象ツアーを決定。1月中旬から対象ツアーの主催旅行会社による参加者の募集を開始し、3月までにアンケート結果などを収集し、効果検証をおこなう。対象ツアーには、ツアー造成のための下見や会議、打ち合わせの経費、募集広告など企画と広報にかかる経費や、参加者の宿泊費、交通費など実際のツアー催行にかかる経費、および管理費の合計のうち一定額を観光庁が支援。支援額の上限は、例えば長期滞在型観光の推進では1件150万円まで。

 なお、今回のモニターツアー募集事業はツーリズム・マーケティング研究所が請け負っており、募集概要などは同研究所のウェブサイト上で案内している。


▽ツーリズム・マーケティング研究所、「国内旅行振興モニターツアー募集のお知らせ」
http://www.tourism.jp/kanko/