名鉄観光、11年度は旅行の売上高1000億円めざす−首都圏発着商品を増加
名鉄観光サービスは、中期経営計画の最終年度である2011年度(2011年1月〜12月)のテーマを「売上高の拡大」とし、旅行の売上高1000億円をめざす方針だ。首都圏空港発海外旅行商品の強化、インバウンド事業の拡大、名鉄グループや他企業との連携強化、インターネット販売の強化、教育、スポーツ、宗教などの重点団体へのセールス強化の5つの重点項目を設定し、力を入れて取り組んでいく。
海外旅行では、成田空港、羽田空港発着の海外旅行商品を増加し、本格的に需要拡大に取り組んでいく。商品事業本部海外旅行部と各営業本部との連携を強化することで、全社規模で販売に注力する考えだ。中部発商品では、航空会社の運休や減便、機材の小型化で座席供給量が減少するなか、既存路線の商品強化と新デスティネーションの開発により、送客の拡大をめざす。さらに、商品企画や手配、仕入れに関し、組織内で業務分担を整理することで組織の効率化をはかる。海外への送客目標は全社計で16万人とした。
インバウンドでは1億2000万円の収入確保を目標に設定。名古屋鉄道をはじめ名鉄グループの施設や機関と連携し、中国を中心に東アジアからの訪日需要の取り込みをはかる。また、名古屋を本部として受け入れ態勢を整え、中国人専任の担当者も配置する。さらに、上海、南京などの中国河南地区の旅行会社に対し、継続して営業活動を実施する。
国内旅行では、宿泊券や自社の募集型企画旅行商品の販売増を重点施策として設定する。ウェブ販売も強化し、宿泊予約サイト「まいやど」の拡大に取り組むほか、2011年は同社の創立50周年であることから、記念商品の造成も実施する。
海外旅行では、成田空港、羽田空港発着の海外旅行商品を増加し、本格的に需要拡大に取り組んでいく。商品事業本部海外旅行部と各営業本部との連携を強化することで、全社規模で販売に注力する考えだ。中部発商品では、航空会社の運休や減便、機材の小型化で座席供給量が減少するなか、既存路線の商品強化と新デスティネーションの開発により、送客の拡大をめざす。さらに、商品企画や手配、仕入れに関し、組織内で業務分担を整理することで組織の効率化をはかる。海外への送客目標は全社計で16万人とした。
インバウンドでは1億2000万円の収入確保を目標に設定。名古屋鉄道をはじめ名鉄グループの施設や機関と連携し、中国を中心に東アジアからの訪日需要の取り込みをはかる。また、名古屋を本部として受け入れ態勢を整え、中国人専任の担当者も配置する。さらに、上海、南京などの中国河南地区の旅行会社に対し、継続して営業活動を実施する。
国内旅行では、宿泊券や自社の募集型企画旅行商品の販売増を重点施策として設定する。ウェブ販売も強化し、宿泊予約サイト「まいやど」の拡大に取り組むほか、2011年は同社の創立50周年であることから、記念商品の造成も実施する。