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JATA、エジプト送客20万人に向けビザ廃止など提案−大型研修団で

  • 2010年11月11日
 日本旅行業協会(JATA)はこのほど、エジプトに大型研修団を送った。日本からの参加者は合計62名で、セミナーやワークショップ、エジプト観光局関係者との意見交換などを実施。JATAによると、団長を務めたジェイティービー(JTB)会長でJATA副会長・海外旅行委員会委員長の佐々木隆氏は現地で、7月までの累計日本人訪問者数が前年比37%増で推移していることに触れた上で、研修を通じてエジプトの魅力を日本市場で伝え、訪問者数を現在の14万人前後から20万人に拡大するべく業界をあげて取り組みたい考えを表明したという。

 また、JATAからはビザの廃止や魅力的なショッピングの開発、リピーター獲得への取り組み強化、リゾートサファリの開発、博物館の貸切鑑賞、日本語ガイドの質の向上を提案した。一方、エジプト側からはサービス基準の向上と品質管理の徹底をはかる考えが示されたほか、文化やナイルクルーズだけでなくダイビングやゴルフ、砂漠、スパなど新しい魅力も紹介されたという。