JTBロイヤルロード、ショパンデスクを開設−2010年で300名の取扱いめざす

  • 2009年11月18日
 JTB首都圏ロイヤルロード銀座事業部は11月20日、クラシック音楽鑑賞旅行を専門に取り扱うJTBライブデスク内にショパンデスクを設置する。ショパン生誕200年を迎える2010年はショパンイヤーとされ、生誕地ポーランドを中心に多様な記念イベント、音楽祭が開催予定だ。こうした背景からショパン関連ツアーを専門に手掛けるショパンデスクを開設することで需要の高まりに対応するねらい。今回は、ショパン専任の担当者を3名配置して記念ツアーの企画からコンサルティング、相談業務までカバーする体制を構築することで2010年1年で300名の取扱いをめざす。

 ショパンデスク設置にあわせて第1弾記念ツアーも同時に販売を開始。ショパンの誕生日にあたる3月1日にワルシャワで開催するショパン生誕記念コンサートを鑑賞するほか、ショパン誕生の地であるジェラゾバ・ヴォラの生家や住居としていた博物館などを訪問、ショパンの足跡をめぐるツアーとする。2010年2月24日から3月3日までの6泊8日のツアーで、1名あたり33万8000円で設定した。

 なお、JTBライブデスクでは2006年にモーツァルトデスクを設置。モーツァルト関連商品の販売が奏功したため売上が前年比約2倍増と大幅に伸びた実績がある。