スイスならではのホテルを提案、249軒−経済連携協定で渡航活発化に期待

今後の展開としては、スイス各地の文化や食事を提供にするホテルを「ティピカリー・スイス・ホテル」と名付けて提案。これは、その土地の建築様式や食事メニューの30%、ワインリストの20%が地元の特産であることなどを基準とするもので、ホテルチェーンに属していないことも条件。現在は249ホテルが選ばれている。格付けや設備は問わないため、5ツ星ホテルから山小屋のような宿泊施設までそろっており、スイス各地の文化や生活を味わうことができるという。
また、LXではコスト削減をすすめる一方、新たな機材やシートを導入するなどサービス向上を進める。現在エアバス330-300型機の導入を開始しており、9機投入する予定だ。また、ビジネスクラスに導入する新たなシートは長さが2メートルを超えるフルフラットのタイプで、クッション部分の固さを調節できる。クッションの中は空気のため、燃料の節約にもつながる。同シートは中東やニューヨークの路線で導入しており、東京路線は2010年夏頃を予定する。