スペイン政観、日本向け予算変わらず−ドゥカセ局長、日本重視の姿勢を強調

来日したミッション団のうち、アンダルシア州政府観光局では、2008年の日本人訪問者数が前年比2.8%減の約20万人だったという。2009年度は20%減との予測だ。イギリスやドイツを中心にヨーロッパからの訪問者が多く、訪問者の大半がレジャー目的であり、日本人には最近マノアーハウスが人気を集めていると紹介した。
また、バレンシア市観光局によると、同市への訪問者数は減少しているものの、バレンシア/マドリッド間を90分でつなぐ列車が開発されることから、今後の回復に期待を示す。日本市場についても、マドリッドから日帰り旅行など日本人のバレンシアへの訪問機会が増えると期待し、2010年の全体的な訪問者数は増加すると予測している。