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全日空、国内線の手荷物関連ルールを改定、超過手荷物、特別旅客料金も変更

  • 2009年9月25日
 全日空(NH)は12月1日から、国内線の無料手荷物許容量を変更、機内持ち込み手荷物と受託手荷物の重量を区分する。11月30日までは合算で普通席は15キログラム以内、プレミアムクラスは35キログラム以内としていたが、新ルールでは機内持ち込み手荷物は一律10キログラム、受託手荷物を普通席は20キログラム、プレミアムクラスは40キログラムとし、手荷物の重量を拡大した。また、無料手荷物許容量を超える受託可能な手荷物量も拡大。従来の個数3個、重量45キログラム以内、容積50×60×120(いずれもセンチ)以内から、新ルールでは個数制限をなくし、1個あたりの重量を32キログラム以内、重量合計100キログラム以内、1個あたりの3辺の和が203センチ以内に改定した。

 これにあわせ、超過手荷物料金と重量・サイズ制限を超える手荷物を機内に持ち込む場合の特別旅客料金も12月1日から変更。超過手荷物料金は、1キログラムから10キログラムまでは一部路線をのぞいて一律2000円、以降10キログラム超過ごとに1000円を加算する。また、特別旅客料金も一部路線をのぞいて普通席は一律1万円、プレミアムクラスは1率1万7000円とする。

 なお、NHによると、12月1日からNHを含む定期航空協会会員会社10社と非会員会社7社は保安検査場において、機内持ち込み手荷物サイズの大きさを確認するという。