アエロメヒコ航空、年内の成田線増便めざす−観光局もプロモーション積極展開

パルラ氏は、増便は現在のところあくまで計画段階で「政府間の交渉も必要」であるものの、増便により日本在住の南米出身者など新しい市場の開拓に取り組みたい考え。AMディストリクト・セールス・マネージャーの加藤欣弥氏も、増便が実現すれば旅行商品の増加や、メキシコ経由南米の旅行需要も取り込めると分析する。増便の際には、以遠路線が充実するメキシコシティへの直行便も視野に入れているという。
なお、成田/ティファナ/メキシコシティ線は、2006年11月の就航以降、ロードファクターが概ね7割から8割と好調に推移。新型インフルエンザによる影響を受けた後も、現在は回復してきているという。
▽メキシコ観光局、4エリアの魅力を訴求

具体的なプロモーションの計画としては、JATA世界旅行博に向けてブロシャーを作成中であるほか、FAMツアーも計画。また、JATA世界旅行博の終了後には地方を含めてセミナーを開催する予定だ。なお、7月には絵画展なども予定している。
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