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全日空とヴァージン・アトランティック航空、成田/ロンドン線で共同運航

  • 2009年6月3日
 全日空(NH)とヴァージン・アトランティック航空(VS)は8月から、成田/ロンドン線をコードシェア運航する。両社が運航する午前と午後の便に互いの便名を付与し、顧客の選択肢を増加するねらい。価格面など詳細はまだ決まっていない。NHとVSはすでに2003年からマイレージ提携するなど連携を強化してきており、コードシェア運航も新たなステップとの位置づけだ。ヴァージン・グループ会長のリチャード・ブランソン氏は会見で、成田/ロンドン線は20年間のうち1年を除いて常に収益をあげていることを紹介し、「今回のコードシェアでさらに強化できる」と強調した。

 ブランソン氏は、「両社の成田/ロンドン線就航20周年の年にコードシェアを開始できてうれしく思う」と述べ、「旅行の柔軟性やスケジュールの選択幅の増大、スムーズな乗り継ぎ、ピーク期の座席供給量の拡大が望める」と説明。また、NH専務取締役の岡田圭介氏も、「VSの独創的で楽しさあふれるサービスプロダクトをNHの便名で利用できるなった。また、NHの運航便では日本のきめ細やかなサービスでのおもてなしを堪能できる。イギリスからVS便名で多くの旅行者に利用してほしい」と歓迎した。