JTB首都圏、旗艦店「トラベルゲート有楽町」を開業−多様なニーズに対応

  • 2009年5月15日
 JTB首都圏は5月7日、基幹店舗として位置付ける「JTBトラベルゲート有楽町」をオープンした。JTB有楽町店を改装したもので、海外、国内、ウェディングのカウンターに加え、ロイヤルロード銀座のデスクも構え、多様化するニーズに応えるねらい。

 トラベルゲートは2007年3月に横浜店を開業しており、有楽町店が2店舗目となる。横浜店は1棟のビルの地上営業スペースをすべてJTB首都圏が利用し、専門的な知識を備えた社員を配置することで、商業集積地ならではの広い市場の多様なニーズに応えている。有楽町店でも同様に専門性を強化。また、従来に比べてカウンター数を増やして来店者を待たせないようにした。店舗面積は約645平方メートルで、カウンターは27ブース設置。1ブースにつき2席を設けており、サロンスペースの8席を加えて60名以上が着席可能だ。

 JTB広報室によると横浜店は「一言で言えば好調」で、開設以来の2年間の旅行市場が順風ではない中、2年連続で売上を伸ばしている。トラベルゲートの店舗は今後も展開を検討しており、新規の出店、既存店舗の改装ともに可能性があるという。将来的にはトラベルゲートのみで取り扱う商品なども検討している。