アメリカン航空（AA）は4月1日から、アクセス、ガリレオ、インフィニの3社を指定GDSに設定する。AA日本地区旅客営業本部長の稲場則夫氏は、「GDS機能やそれに関する経費はAAのディストリビューション戦略上非常に大きな位置を占める」とし、「今回の決定が旅行会社を含む関係各位のニーズに対応できる」と話している。

　また、GDS戦略の見直しの一環として同じ4月1日から、「シングルGDSポリシー」を導入する。これは、単一GDSにて予約、発券をおこなうというもので、旅行会社がAAのフライトを含む旅程を予約、発券する際には必ず単一のGDSにて処理しなければならないというもの。さらに、「シングルGDSポリシー」を守らない場合には、50米ドルのエージェント・デビット・メモ（ADM）発行および、1セグメントにつき5米ドルの手数料を徴収する。


※訂正案内（編集部　3月19日　11時25分）
タイトル部分に誤りがありましたので訂正いたします。
誤：アメリカン航空、4月から指定GDSを設定−指定外GDSは手数料徴収の対象に
　↓
正：アメリカン航空、4月から指定GDSを設定−単一GDSでの予約・発券方針も導入

訂正するとともにお詫びいたします。