<続報>バンコク、日系2社の臨時便で約2400名が帰国−TG、SQも運航
スワンナプーム空港とドンムアン空港の閉鎖が続くタイで、日本航空(JL)や全日空(NH)がバンコクから南方120キロメートルのウタパオ空港に臨時便を就航、日本人旅行者の帰国を進めている。JLは11月29日に1便、30日と1日は2便ずつ運航して約240名から約380名が搭乗し、NHは29日から1日にかけて1便ずつの運航で、それぞれ約300名が搭乗した。12月1日の出発分までの2社合計の旅客数は、約2400名となった。両社とも12月2日の運航も予定している。
このほか、タイ国際航空(TG)もウタパオとプーケットに直行の臨時便を就航。11月28日にはウタパオとプーケットから1便ずつ、29日以降はウタパオから毎日1便を運航している。いずれの便もほぼ満席で、30日の便では380名が帰国したという。12月2日以降も5日まではウタパオ発着の臨時便の運航を決定しており、2日にはプーケットからも運航する計画。日本発の座席も販売している。また、1日にはドンムアン空港から関空への臨時便が出発したものの、「経緯は不明」(TG日本地区マーケティング部)で、同空港を利用する臨時便が今後運航可能かは不透明という。また、シンガポール航空(SQ)もウタパオ/シンガポール間で1日2便の臨時便を運航しているほか、SQ子会社のシルクエアー(MI)もプーケットとチェンマイからシンガポールへの臨時便を1日2便運航している。
在タイ日本国大使館領事部によると、現地時間12月1日14時現在、こうした臨時便により、当初は1万名程度であった足止めされた日本人旅行者のうち、「正確に把握できていないが、3000名から4000名は帰国しているようだ」という。ただし、依然として航空会社との連絡が付かないなど混乱は続いており、大使館にも問い合わせは多く、「午前中いっぱいは電話が鳴り続けていた」という。
このほか、タイ国際航空(TG)もウタパオとプーケットに直行の臨時便を就航。11月28日にはウタパオとプーケットから1便ずつ、29日以降はウタパオから毎日1便を運航している。いずれの便もほぼ満席で、30日の便では380名が帰国したという。12月2日以降も5日まではウタパオ発着の臨時便の運航を決定しており、2日にはプーケットからも運航する計画。日本発の座席も販売している。また、1日にはドンムアン空港から関空への臨時便が出発したものの、「経緯は不明」(TG日本地区マーケティング部)で、同空港を利用する臨時便が今後運航可能かは不透明という。また、シンガポール航空(SQ)もウタパオ/シンガポール間で1日2便の臨時便を運航しているほか、SQ子会社のシルクエアー(MI)もプーケットとチェンマイからシンガポールへの臨時便を1日2便運航している。
在タイ日本国大使館領事部によると、現地時間12月1日14時現在、こうした臨時便により、当初は1万名程度であった足止めされた日本人旅行者のうち、「正確に把握できていないが、3000名から4000名は帰国しているようだ」という。ただし、依然として航空会社との連絡が付かないなど混乱は続いており、大使館にも問い合わせは多く、「午前中いっぱいは電話が鳴り続けていた」という。