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日系2社、燃油サーチャージ値下げ、欧州、北米、豪州など1万1000円減に

  • 2008年11月18日
 日本航空(JL)と全日空(NH)はそれぞれ、2009年1月1日から3月31日発券分に適用する燃油サーチャージ額を全方面で引き下げ、国土交通省に申請した。8月から10月のシンガポールケロシン市況の価格平均が1バレルあたり115.92米ドルであったことから、適用基準が従来の140米ドル基準台からランクを3つ下げた。

 方面別の燃油サーチャージはJL、NHとも同レベルで、北米、欧州、中東、オセアニア方面は従来より1万1000円安い2万2000円。インド、ハワイ方面は従来の7500円減となる1万4500円の設定となった。詳細は下記の通り。


▽JL燃油サーチャージ1区間片道(2009年1月1日から3月31日発券分)
方面:改定後/現行
韓国:2500円/4000円
中国、台湾、香港:6000円/1万500円
グアム、フィリピン、ベトナム:7500円/1万3000円
タイ、シンガポール、マレーシア:1万2500円/2万円
インドネシア、インド、ハワイ:1万4500円/2万2000円
北米、欧州、中東、オセアニア: 2万2000円/3万3000円
ブラジル: 2万6000円/3万8000円


▽NH燃油サーチャージ1区間片道(2009年1月1日から3月31日発券分)
方面:改定後/現行
韓国:2500円/4000円
中国、台湾、香港:6000円/1万500円
ベトナム、グアム:7500円/ 1万3000円
タイ、シンガポール、マレーシア:1万2500円/2万円
ハワイ、インド:1万4500円/2万2000円
欧州、北米、中東: 2万2000円/3万3000円