ルフトハンザグループ、9月までの営業利益9.3%減−危機的状況で見事な結果
ルフトハンザドイツ航空(LH)、スイスインターナショナル(LX)などを含むルフトハンザグループは、1月から9月の営業利益は前年比9.3%減の9億8400万ユーロ(約1251億円)となった。純利益は昨年同期の16億ユーロから5億5100万ユーロとなったが、前年同期はトーマスクック株式の売却益を含んでいる。ルフトハンザ会長兼CEOのヴォルフガング・マイヤーフーバー氏は「現在の金融市場と経済情勢の危機的状況を考慮すれば、見事な結果」とのコメントを発しており、需要に応じた運航の適応性、および生産性や燃費向上など経費縮小に取り組んだ結果としている。
なお、航空輸送部門の収益は17.9%増の150億ユーロ(約1兆9000億円)。特に、LXの完全統合による旅客の増加が平均的な収益の増加につながった。
なお、航空輸送部門の収益は17.9%増の150億ユーロ(約1兆9000億円)。特に、LXの完全統合による旅客の増加が平均的な収益の増加につながった。