スカイマーク、平成21年3月期は赤字予想−業績回復めどに新路線就航予定も
スカイマーク(BC)は10月27日、6月9日に公表した平成21年3月期の業績予想を下方修正した。今回発表値は売上高が430億円(前回予想:483億円、前年実績比:14.6%減)となり、営業損失が28億円(同:1億円の黒字、前年実績:32億2400億円の黒字)、経常損失が24億円(同:2億円の黒字、前年実績:27億4900万円の黒字)、純損失が21億円(同2億円の黒字、前年実績26億2700万円)とした。
BCでは修正の主要因として旅客需要の落ち込みと競争激化をあげる。今年6月から8月には機長の退職により計633便が運休し、11万2041座席が減少した。この影響を含め、同期間の提供座席数は20.5%減、搭乗者数は23.7%減に減少。「7月、8月の繁忙期に運休を出したのは大きい」(広報室)としている。9月からは通常運航となったものの、提供座席数は14.5%減、搭乗者数は20.9%減となっており、需要減退の影響がうかがえる。このほか、燃油費高騰による費用増加も、修正理由にあげている。
▽新たな定期路線の就航を予定
なお、BCでは業績予想と同時に、新定期航路の就航を予定していることを明かした。時期と路線は決定していないが、大きな設備投資の不要な拠点同士をつなぐ路線としており、「業績が改善され、めどが見えて発表する」という。ただし、年末年始に期間限定で福岡/那覇線の運航を予定しており、「動向を見て検討したい」と、検討路線の一つになる可能性を示唆した。
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◆スカイマーク、機長退職で168便運休−振替と払い戻し進める(2008/06/03)
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