RCAPSと南ア観光局がW杯に向けシンポジウム、観光促進に大きな期待

シンポジウムには、南アフリカ観光局からロシェーン・シン最高マーケティング責任者も出席。同氏はW杯への準備が順調に進んでいることを強調し、W杯を契機として2010年までに同国への観光客数を1000万人にまで増やすことに強い意欲を示した。
また、日韓W杯時に大分県知事を務めていた平松守彦氏は、大分への試合誘致の経緯を紹介。地方都市での開催が地域の活性化につながる実例を示し、南ア開催の成功にエールを送った。
このほか、シンポジウムには駐日南アフリカ大使館一等書記官のグーラム・ダーウッド氏、ムプランガ州観光公園局最高マーケティング責任者のエゾロム・セゴベラ氏、日本旅行業協会(JATA)の南アフリカ旅行拡大ワーキンググループで座長を務めるジェイティービー国際部長の古澤徹氏、エミレーツ航空西日本支店長の田中和久氏が登壇。それぞれの立場から、W杯への期待、南アフリカ観光促進に向けた取り組みが紹介され、シンポジウム後には参加者の間で活発な議論が行なわれた。